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絵本の選び方♪

2020/01/09
みなさん、こんにちは!
ジョイシッター事務局の原田です(*'ω'*)

さて、連日絵本についてのお話をしていますが、
今日は、その絵本の選び方についてです!

年齢ごとに、お話ししていこうと思います☆彡

【年齢別の本の選び方】
・0歳から
0歳児に読み聞かせをするなら、絵が大きく
シンプルな絵本を選ぶといいでしょう。
ストーリーを理解するのはまだ難しいので、
絵で楽しめるものがおすすめです。

0歳児におすすめしたいのは
「いないいない ばあ 文 松谷みよ子、絵 瀬川康男」です。
動物たちが「いないいない…」と顔を隠した次のページで、両手をひろげて「ばあ」と顔を出す。
子どもの笑顔を引きだすとっておきの絵本です。

また、この時期はまだ視力が弱いので、
原色で描かれた絵本だと興味を持ちやすいかもしれません。
たくさんの色を見ることは脳に刺激を与え、
発達させていきます。
おすすめは「しましまぐるぐる 絵 かしわらあきお」です。
動物や食べ物など身近なものが、原色を使って
色鮮やかに描かれています。ページをめくるのが
楽しくなる1冊です。

・1歳児
1歳児も、絵や仕掛けで楽しめる本に興味を持ちやすいです。
食べ物や動物など、身近なものが描かれた本や、リズム遊びが楽しい本がおすすめです。
ただし、1歳頃の子どもは読んでいる最中に自分でページをめくったり、本を取ってしまうことがあります。
力も加減が分からず、絵本を破いてしまうことも。
子どもの成長や性格に合わせて無理なく読み聞かせをしましょうね。
1歳児におすすめしたい絵本は
「もこ もこもこ 作 谷川俊太郎、絵 元永定正」です。
奇妙な擬音がひたすら並ぶこの絵本は、
リズム感が心地よく癖になります。
不思議な魅力の虜になってしまう子どもたちが多くいますよ。

・2歳児
2歳児になる頃には、主人公に感情移入できる絵本を少しずつ取り入れていきましょう。
絵柄や音がメインだったのが、ストーリーを楽しめるようになってくるからです。
ただし読み聞かせをしても、全てを1度で理解するのは難しいでしょう。
繰り返し読み聞かせることで理解できるようになりますし、
子どもも自分で感じることも増えていきます。

ゆっくり焦らず、子どもと一緒に楽しみながら
進めていきましょうね。
2歳児におすすめしたい本は、
「ぐりとぐら 作 中川李枝子、絵 大村百合子」です。
定番の人気絵本だけあって、子どもはぐりとぐらのお話が大好き。
物語のなかにあるフレーズを、繰り返し読み上げる子どももいます。
ページを開くと、カステラの甘い匂いがしてくるような楽しい絵本ですよ。
読み終わった後、おなかが鳴ってしまうかもしれませんね。

・3歳児
3歳児は2歳児よりもさらにストーリーを理解し、
楽しめるようになります。ストーリーを重視した絵本の本格デビューしてみましょう。
子どもによっては、小学生向けの絵本を読む子もいますよ。
そうとはいえ、成長には個人差があります。
子どもが興味を持ったものが一番楽しめる絵本だということを忘れてはいけません。
3歳児におすすめしたいのは
「てぶくろ 絵 エウゲーニー・M・ラチョフ、訳 うちだ りさこ」です。
おじいさんが落としたてぶくろに、
ネズミが住むところから物語が始まります。
かえるやきつね、いのししなど、次々と現れる動物たちとのやりとりを見て、わくわくするような不思議なお話です。

・4,5歳児~
4,5歳児になったら、登場人物に感情移入できるような複雑で長いストーリーにも少しずつチャレンジしてみましょう。この頃になると知識が豊富になり、理解力や発想力も強くなります。
保護者の方としては長編のストーリーを読むのは大変ですが、
こどもの心と脳の成長を促すためにも、
生活のなかに読み聞かせの時間をとりいれたいところです。
4,5歳児におすすめしたいのは、
「おまえ うまそうだな 作・絵 宮西達也」です。
主人公はティラノサウルス。
ティラノサウルスシリーズはいくつもあり、
どれも親子の愛や友情、命の尊さなど大人も考えさせられるお話ばかりです。
感動して思わず涙がこぼれてしまうことも。
子どもに伝えたい大切な1冊です。
他にも「エルマーのぼうけん 
作・絵 ルース・スタイルス・ガネット、訳 渡辺茂男」
もおすすめです。好奇心をくすぐる大冒険の数々。
わくわくドキドキがつまった1冊となっています。
描かれた地図を見るのも楽しいですよ。

読み聞かせの効果を高めるなら子どもに強制しないことが大切です!!!
読み聞かせをするときは、下記のことに気をつけましょう。

・子どもが読みたい本を拒否して
 大人の選んだ本を強制する
・子どもに感想を求める、感想を否定する
・大人が出した答えを押し付ける

読み聞かせをするなら、得られる効果を高めたいと思うのが保護者の本音ですよね。

しかし、大人の考えを押し付けてしまうと子どもは読み聞かせが嫌になります。
強制することは、子どもの自由な発想力や感受性を低下させてしまうのです。

教育は必要ですが、もっと自由に、子どもの考えを尊重しながら読みましょう。
読み聞かせの時間を嫌々過ごすよりも、楽しい時間として過ごした方が、
子どもが得られる効果は大きくなりますよ(^^)

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