会員ログイン
メールアドレス
パスワード
再設定する
会員登録

赤ちゃんの遊び:いないいないばあ

2026/09/05

何回やっても大爆笑!赤ちゃんが「いないいないばあ」を好きな理由



赤ちゃんの定番遊びといえば「いないいないばあ」。

顔を手で隠して「いないいない……ばあ!」。

とてもシンプルな遊びなのに、何度繰り返しても笑ってくれたり、「もう一回!」と言わんばかりに喜んだりする赤ちゃんもいます。

どうして赤ちゃんは、こんなに「いないいないばあ」が好きなのでしょうか?

実は、このシンプルな遊びには、赤ちゃんの発達と関係するおもしろいポイントがたくさんあります。



① 「いない」から「ばあ!」の変化がおもしろい


顔が隠れて、また現れる。

大人にとっては当たり前の出来事ですが、赤ちゃんにとっては、この変化そのものが楽しい刺激になります。

成長するにつれて赤ちゃんは、目の前から見えなくなった人や物についても、少しずつ理解を深めていきます。

「見えなくなっても、その人や物は存在している」という理解は**「物の永続性」**と呼ばれます。

ただし、これがある日突然完成するわけではありません。

赤ちゃんは成長の中で、隠れた物を見たり探したりするさまざまな経験を重ねながら、少しずつ理解を深めていきます。

「いないいないばあ」も、そんな「見えなくなる・また現れる」を楽しめる遊びのひとつです。



② 「次は“ばあ!”だ!」と予測して楽しむ

何度も「いないいないばあ」をしていると、

「いないいない……」

と言っただけで笑い始めたり、じっと待っているような表情をしたりすることがあります。

実際に乳児を対象にした研究でも、赤ちゃんは「いないいないばあ」の決まった流れやタイミングに反応しながら遊びに参加することが分かっています。

つまり、ただ突然現れる顔に驚いているだけではなく、繰り返すうちに**「このあと何か起こる!」という期待を持って楽しんでいる**と考えられます。

毎回ほぼ同じなのに楽しい。

赤ちゃんにとっては、同じだからこそ次を予測できる楽しさもあるのです。



③ 大好きな人との「やりとり」が楽しい


「いないいないばあ」の魅力は、顔が隠れたり現れたりすることだけではありません。

赤ちゃんが笑う。

大人がそれを見て、もう一度「ばあ!」をする。

赤ちゃんが声を出したり、手を伸ばしたりする。

また大人が反応する。

このようなお互いに反応し合うやりとりそのものも、大切なポイントです。

研究では、生後4か月ごろの赤ちゃんでも「いないいないばあ」の流れに合わせて笑ったり、隠しているものを取ろうとしたりする様子が確認されています。

さらに月齢が上がるにつれて、自分から遊びに参加する姿も増えていきます。



④ 実はいろいろな「いないいないばあ」ができる


手で顔を隠すだけでなく、少しアレンジするだけで遊び方は広がります。

たとえば…

・タオルで顔を隠して「ばあ!」
・ぬいぐるみを隠して「ばあ!」
・カーテンやドアの陰から「ばあ!」
・おもちゃを布の下に隠して「どこかな?」

など。

成長してくると、今度は子どもの方が顔を隠したり、大人を驚かせようとしたりすることもあります。

同じ「いないいないばあ」でも、成長によって遊び方が変わっていくのもおもしろいところです。

※タオルや布などを使う場合は、赤ちゃんの顔を覆ったままにせず、大人がそばで安全を確認しながら遊びましょう。



⑤ 笑わなくても大丈夫


「うちの子、いないいないばあをしても全然笑わない……」

そんなこともあります。

赤ちゃんによって好きな遊びや反応はそれぞれです。

声を出して笑う子もいれば、じーっと顔を見つめる子、少し驚いた表情をする子もいます。

眠さやお腹の空き具合、その日の気分によって反応が違うこともあります。

「笑わせなきゃ」と頑張るより、赤ちゃんの反応を見ながら一緒に楽しんでみてください。


シンプルな遊びにも、赤ちゃんの成長がいっぱい


昔から親しまれている「いないいないばあ」。

とてもシンプルな遊びですが、赤ちゃんにとっては、

「次はどうなる?」と期待したり、大人の表情や声に反応したり、自分から遊びに参加したり。

さまざまな経験が詰まった遊びです。

何度も同じことを繰り返すのは大人には少し不思議に感じるかもしれませんが、その「繰り返し」も赤ちゃんにとっては楽しさのひとつ。

今日も赤ちゃんが喜んでくれたら、ぜひ何度でも「ばあ!」を楽しんでみてくださいね。

ジョイシッターでは、これからも毎日の子育てがちょっと楽しくなる情報をお届けしていきます。



参考

・乳児の「いないいないばあ」における、大人とのやりとりや遊びへの参加の発達に関する研究(Frontiers in Psychology、2017年)



スタッフブログ 一覧

ページの先頭へ